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Channel: 田宮陽子オフィシャルブログ「晴れになっても 雨になっても 光あふれる女性でいよう!」Powered by Ameba
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相手の話に「心を向けて」聞くこと。

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愛あるステキなあなたへ






みなさん…



最初にどうしても、このこと、書かせてください…。





昨日の…




「逃げ恥」





(※ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」)






見ましたか???






もーーーーう、私は、

笑ったり、泣いたり、大変でした。。。








私的にスマッシュヒットしたのは…




星野源さんが演じる「ひらまささん」と



新垣結衣さんが演じる「みくり」が…




お互い、相手に「好きです」っていう

思いを持っているのに…




仕事相手なので…






ビジネスっぽいメールをやりとりするところ。







私は、最後に「みくり」が書こうとした…





「これからもよろしくお願いします。

(キスの)二回目も、お待ちしております」




という文面を見て、

「わかるわ~~~」と大爆笑。





そして、その文面を消して書いた…




「これからもよろしくお願いします。

末永く。」





という文面を見て…



突然、号泣してしまいました。






「ひらまささん」っていうのは

いままで好きになった人に

誰にも受け入れてもらえなくて…




ずっと孤独で、さびしかったんですよね。





だから、自分のほうから

「壁」を作って、人をシャットアウトしてきた。






そんな、ひらまささんは…




「末永く、お付き合いくださいね」




て、言ってもらえて

どんなに嬉しかっただろう…って思って。







なんかさあ、昨日の「逃げ恥」は

私の心を

洗い流してくれたような気持ちになりました。






ホント、「逃げ恥」、終わらないでほしいわ。。。







「恋愛」も「人間関係」もそうだけど…





「純粋ですなおな気持ち」




っていうのを

私はもういっかい、

いま思い出したいと思っているんです。







それでね…





「相手の話に、心を向けて聞く」





っていうことなんですよね。





あのカタブツの「ひらまささん」が

「みくり」に心を開き始めたのも…




「みくり」が




「心を向けて、ひらまささんの話しを聞く」




っていうことをやっていたから…なんですよね。







このことは意識していないと…

私も、忘れてしまうんです。








私は以前、雑誌の編集者をしていました。



いろいろなジャンルの

「成功者の方」とか、

「その道のプロ」の方にお会いして…



お話をきいてきて、記事にする…というお仕事ですね。




最初のころって、ワタシ、

本当に


「ダメダメ編集者」

だったんです。




編集者のくせに、

ちょっと難しい漢字が読めない、書けない・・・。



おっちょこちょいで、ミスばっかりする…。




そして最大の難関は…


「取材になると緊張してしまう…」

ということ。



取材のときって

限られた時間の中で、

初対面の方から、

たくさんのお話を

ひきださなくてはならないんです。




私の編集部には

「とっても優秀な先輩(女性)」

がいたのですが…




その先輩は徹夜で
取材するお相手の

ブログやホームページを丁寧に調べて…




取材の最初の雑談で…


相手の方が喜んでくださるような

話題をふって、

場をなごませ、あたためるのです。


私は、いつも

そんな先輩の

取材のしかたを見て…



「すごいなあ…」

「それに比べて、

私はなんてダメな編集者なんだろう…」


と思っていました。





そんなときに、

「ある友人」から…



(※その友人とは

のちに「まなゆい」の創始者となる

たまちゃん(小玉泰子さん)だったのですが…)





「心を向けて聞くことの大切さ」




を教えてもらったんです。




「心を向けて聞く」というのは

相手の話に共感しながら聞く…といいますか…



「一生懸命聞くこと」



と言ったらいいでしょうか?





人って、たとえば

「うん、うん…」って話を聞いていても…


「えーと、今日の晩御飯、なににしようかしら?」


とか別のことを考えながら

聞いていることって、ありますよね。




そうではなくて…


「相手の心に共感しながら、一生懸命聞く」



これをやっていると

その気持ちって、

相手に必ず伝わるんですって。





それで私…



「取材でこれをやろう!」



って思ったんです。




私は優秀な先輩のように

「うまいフリ」を入れることもできない。



あんまりモノを知らないから

相手の方が難しい話をすると…


ちんぷんかんぷんになってしまうこともある。




でも、とにかく…


「相手の話に心を向けて聞く」





「私に教えてくださって、ありがとうございます」

という気持ちを表すように聞こう。



とにかく、それをやってみようと思いました。





私がこれをはじめたとたん…




相手の方に、

とてもとても

喜んでいただけるようになりました。





取材の最後には…


「次も田宮さんにお願いしたいな!」とか…


「君に○○も担当してほしいんだけどね…」とか…



なぜだかわからないけれど

仕事やチャンスがどんどん舞い込んでくる。




そのくらい、喜んでいただけるのです。





私はこのことから、わかったことがあるんです。




人って誰でも…


「自分の話を聞いてもらいたい」



しかも…


「心を向けて聞いてもらいたい」



ということなんですよね。




これは

成功者やセレブであってもそうだし…


日常の人間関係であってもそうです。





ちなみに、

夫婦や恋人同士など

パートナーシップがうまくいかなくなるのも…



「どちらかが

心を向けて聞くことをしなくなるから…」





これ、わかりますよね。



恋愛の最初のころは

相手が口にする言葉、ひとつひとつに対して…



「うんうん、そうよね!」


「うん、わかるな!」


っていう感じで

目をハートにしながら

一生懸命聞いていたのに…



いつのまにか…



「あ、そう…」


「へえ…」



なんていうふうに

「心を向けて聞くこと」を

しなくなるのは、どうしてでしょうか?(笑)






ちなみに、

少年院に入っていた少年たちの

更生をサポートする

「保護観察官」

をしていた方が…


この「心向けて聞くことの魔法」を

知ったときに…


こんなことをおっしゃったそうです。



「事件を起こしたり、

非行に走ってしまう子どもたちが…


いちばん必要としていることが…



『 誰かに自分の話を、心を向けて聞いてもらうこと 』



かもしれない。


もし、それをしてくれる人がいたならば…


少年たちの事件や非行は激減するだろう」



ということをおっしゃっていたそうです。




私、これを聞いて、なんか涙が出てきました。






他にも

何年も仲が悪かった

お嫁さんとお姑さんが…


お嫁さんが

「心を向けて話を聞くこと」

をはじめたとたん…



お姑さんが

いままでみたいに

キツイ言葉を口にせず…


お嫁さんをほめてくれるようになった…


という話も聞きました。








「相手の話に、心を向けて聞くこと」





これは、あらゆる人間関係を

やわらかく、スムーズにしてくれる


「ものすごい魔法」


だと

私は思っているのです。






私も未熟だからね…



ハッと気が付くと

このことが

できなくなっている自分がいるんです。





私も、もういちど、

このことを思い出したいと

いま思っています(*^_^*)





あなたがますます

幸せで心地よくあることを

私はいつも応援しています(*^_^*)




今日も、ありがとう。

いつも、ありがとう。














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