愛あるステキなあなたへ今回のお話は「とても信じられない話」かもしれませんので…信じられない人は 遠慮なくスルーしていただいてかまいません。あなたはこの数日間のうちに気持ちがモヤモヤしたり…心が焼かれるような状態を味わったりしたのではないでしょうか?「私の生き方は、これでいいんだろうか?」「友人の生き方に比べて、自分はなんて意固地で変わっているんだろう…」「私の考え方ってヘンタイで変わり者だなあ…」「もっとラクに生きる方法はあるのになぜ私はあえて『いばらの道』を歩くんだろう?」「私は、どこに向かって生きているんだろう…」そんなふうに感じて…モヤモヤして眠れなかったり…「これでいいのかな?」「自分を変えるべきなのかな?」そんなふうに思ったことがあったかもしれません。あなたの中にある「ゆずれないこだわり」それはあなたの魂にインプットされてきたものです。それはいっけん短所にも見えたり「ネガティブな側面」にも見えますが…裏を返せばあなたの「大切な特徴」であり…「だから、いまのあなたがいる」そんなふうにあなたにとって欠かせない原動力となっているものです。私は今日、ある物語を思い出しました。それは私の最も好きなエッセイストであり…私が多大なる影響を受けている向田邦子さんの名作…「手袋を探す」というお話だったのです。このお話を知らない方のためにちょっとだけご説明しますね。向田邦子さんは小さいころから「こだわり」がとても強い人でした。オシャレにもとても「こだわり」があって…洋服や小物も自分が気にいったものでなければ絶対につけたくない。邦子さんがOLだったある冬、手袋を新調しようといろいろ探したのですが…どうしても自分が気に入る手袋が見つけられないでいました。そのときに…「気にいるものがないのなら、手袋をつけないで、ひと冬を過ごそう」と決心したのです。エアコンなどがなくて冬がいまよりずっと厳しい時代…「手袋なし」で過ごそうとする邦子さんに対して…周りの人はいろいろ忠告しました。お母さんは「あんた、バカなことはやめてちょうだいよ。風邪でもひいたらどうするの?」と邦子さんを心配しました。会社の上司は残業のとき、邦子さんにおそばをごちそうしてくださり…「君がやって続きをみる
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