愛あるステキなあなたへもう、ずいぶん前のことになりますが…当時、私は一緒に住んでいたパートナーとお別れすることになり…ズタズタの心のまま「ひとり暮らし」を始めることになりました。そのときの私は、寂しくて、悲しくて、かなり落ち込み…毎日、会社に行って、帰ってくるのがやっとの状態。1日の仕事を終えてふらふらと会社から帰ってくると…私の住んでいたアパートの目の前に…一匹の「茶トラの猫」がちょこんと座っていたんです。そのネコは、誰かの飼い猫なのか、ノラ猫なのかそこらへんは不明でしたが…とっても人懐っこいネコで…見ず知らずの私の足にすり寄って来てノドをゴロゴロならしながら甘えてくれました。私はネコをなでたりして、かわいがっているうちに…気持ちがずいぶん癒されているのを感じていました。そして次の日。私が仕事を終えて帰ってくると…またアパートの前にあの「茶トラのネコ」がちょこんと座って待っていたんです。「茶トラのネコ」は次の日も、次の日も…私が仕事から帰るのを待ちわびるようにそこにいてくれました。私は、そのネコに逢うのがだんだん楽しみになり…それだけが「はげみ」になって、会社に通っているような状態がしばらく続きました。そして、私がようやく新しい暮らしにも慣れて…「新しい友だち」や「新しい趣味」ができたころ…あの「茶トラの猫」はどこかに姿を消してしまったのです。その後、私は小林正観さんの本の中でこんな言葉を見つけたんですね。*******************続きをみる
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